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AJCE技術交流セミナ−2010
−事故から学ぶ:安全化技術と伝承− 報告

技術交流委員会

 技術交流委員会は異種技術の交流とコンサルティング・エンジニヤの資質向上・業務開発を目的に活動を続けており、活動の一環として2005年より、日常業務に直結した内容をテーマに「AJCE 技術交流セミナー」を開催しております。

概要

 日時:2010年年11月26日(金)14:00 〜17:00
 会場:褐嚼ン技術研究所 13階 役員会議室
 参加者:20名
 

テーマ 講演概要

 
『自宅で出来る地震予知
  −電磁波ノイズ検出システム−』
 叶V興技術研究所 代表取締役 熊谷 卓 

 全国数十箇所の地震測点では、地震を数日前に予知しホームページに公表している。観測点から100km以内での発生日〜3日前の予知率はきわめて高い。地震の前兆となる電磁波ノイズを人工の信号電波と区別する「逆ラジオ」、自らが開発した地震予知技術「逆ラジオ」について紹介。
 >>リンク 地震予知情報サービス くるかも?


『「もんじゅ」ナトリウム漏洩事故は防げなかったか−高速炉開発と技術の伝承−』
  湯浅技術士事務所 所長 湯浅 陽一

 石油資源に続き、ウラン資源も約100年で枯渇する恐れがある。これを1000年以上に延命できる高速増殖炉の開発が急がれるが、わが国の開発状況はかなり遅滞している。約40年前に日本原子力研究開発機構でナトリウム技術開発と、高速実験炉「常陽」の設計、建設を担当した経験を踏まえ、高速原型炉「もんじゅ」の、14年前に発生したナトリウム漏洩事故をなぜ防止できなかったか、技術の伝承を含め考察。



『エレベーターの安全化対策−死亡事故から学ぶ』
  YANG技術士事務所 代表 井出川 洋

 2006年6月,都心の高層集合住宅でエレベータ事故が発生し,高校生が死亡した事故を契機に、エレベータの安全性を求める声が高まり、ブレーキを二重化にすることを義務づける法律に改正された。改正の内容、エレベータの運転制御と安全化の取り組みについて解説。

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